FIGグループのAMR(搬送ロボット)をドリンク配送用としてKDDI株式会社の新本社ビルへ納入しました
- 2025/07/25
- ニュース
REALIZE株式会社(以下、「REALIZE」)は、KDDI株式会社(以下、「KDDI」)の新本社(「TAKANAWA GATEWAY CITY」の複合棟North)内の会議室フロアに、REALIZEが製造を手掛けたFIGグループのAMR(搬送ロボット)「WILL-SR」を導入しましたのでお知らせいたします。
今回導入した「WILL-SR」は、会議室フロアにおけるドリンク配送ロボットとして活用されます。会議室の利用者は、設置されたQRコードを読み取ることで、REALIZEが独自開発した注文アプリを通じてドリンクを注文可能です。
「WILL-SR」は、注文を受けた後、待機場所から自律的に出発し、指定された会議室までドリンクを配送。配送完了後は次の配送依頼に対応するか、指定の待機場所へ自動で戻ります。
このドリンク配送業務のロボット導入により、新本社内における業務の自動化・省人化が促進されるとともに、KDDIの新本社コンセプト「つなぐチカラを進化させ、ワクワクする未来を発信し続けるConnectable City」の実現にも貢献いたします。
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KDDI(株)新本社外観イメージ |
FIGグループが提供するAMR |
「WILL-SR」は、自己位置推定と環境地図作成を同時に行うSLAM(Simultaneous Localization And Mapping)技術を用い、カメラやLiDAR(Light Detection And Ranging)などのセンサーから得た情報をもとに、画像処理技術と組み合わせて周囲の空間情報を認識・自律走行を実現します。さらに、ネットワークやクラウドを通じて、他の機器や施設内設備との連携も可能です。
FIGグループは、ソフトウェアとハードウェアの技術力に加えてIoTの技術力を融合させることで、人とロボットが共生する社会の実現を目指しています。
今後も、搬送ロボットの技術高度化と自動化ソリューションの拡充に取り組み、さらなる価値の提供に努めてまいります。
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