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ニュースリリース

JR東日本・KDDIによるTAKANAWA GATEWAY CITYの回遊配布実証実験にFIGグループのAMR(搬送ロボット)を提供しました

REALIZE株式会社は、TAKANAWA GATEWAY CITYのGateway Parkにおいて、KDDI株式会社(以下、「KDDI」)と東日本旅客鉄道株式会社(以下、「JR東日本」)が掲げる「100年先の心豊かなくらし」に向けたロボットによる回遊配布の実証実験に、REALIZEが製造を手掛けたFIGグループのAMR(搬送ロボット)「WILL-SR」を提供しましたのでお知らせいたします。

 

■本実証実験の概要

内容:搬送ロボット「WILL-SR」と都市OS「TAKANAWA GATEWAY URBAN OS」を活用した商品の配布

※都市OSと連携した防犯カメラで周囲の人数や性別などを解析し、商品のターゲット層が多く集まっているエリアにロボットが自動で移動します。到着後にロボットの扉が開き、商品を配布します。

期間:7月25日(金)~7月31日(木) 10:00~17:00 ※雨天中止
場所:TAKANAWA GATEWAY CITY内Gateway Park

 

 

実証実験を行うGateway Park(イメージ)
画像提供:JR東日本

 

FIGグループ開発のAMR
搬送ロボット「WILL-SR」

 

KDDIとJR東日本が開発した都市OS「TAKANAWA GATEWAY URBAN OS」にて取得される人流データを活用することで、ロボットによる商品の配布をより高度に行うことが可能であるかの検証を行います。

 

■TAKANAWA GATEWAY URBAN OSについて

都市OS「TAKANAWA GATEWAY URBAN OS」は、商業、オフィス、レジデンスなど街全体の情報に加えて、JR東日本が持つ鉄道運行データ(列車の在線位置、車両内の混雑・改札通過情報)を蓄積するデータ連携基盤です。TAKANAWA GATEWAY URBAN OSが持つ膨大なデータは、お客さまの生活に寄り添ったイベント計画や商品開発に活用できます。

 

■WILL-SRについて

「WILL-SR」は、自己位置推定と環境地図作成を同時に行うSLAM(Simultaneous Localization And Mapping)技術を用い、カメラやLiDAR(Light Detection And Ranging)などのセンサーから得た情報をもとに、画像処理技術と組み合わせて周囲の空間情報を認識・自律走行を実現します。さらに、ネットワークやクラウドを通じて、他の機器や施設内設備との連携も可能です。

FIGグループは、ソフトウェアとハードウェアの技術力に加えてIoTの技術力を融合させることで、人とロボットが共生する社会の実現を目指しています。
今後も、搬送ロボットの技術高度化と自動化ソリューションの拡充に取り組み、さらなる価値の提供に努めてまいります。

 

※記載されている会社名・サービス名は、各社の商標、または登録商標です。

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